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残った油保存容器 オイルポットで再利用 100均セリアの油入れ代用

油保存容器

料理などで使った後の残った油(揚げ油など)を保存する際に、適切な容器を選ぶことは、油の品質を保ち、衛生的に再利用するために非常に重要です。

油保存容器の選び方

油を保存する容器を選ぶ際のポイントは以下の通りです。

  1. 素材
    • ガラス製:
      • メリット: 匂い移りしにくい、油汚れが落ちやすい、中身が見える、衛生的。熱にも強い。
      • デメリット: 割れやすい、重い。
      • おすすめ: 冷蔵庫保存にも適しており、清潔に保ちやすいです。
    • ステンレス製:
      • メリット: 丈夫で割れにくい、光を通さないため油の酸化を防ぎやすい、衛生的。
      • デメリット: 中身が見えない、比較的重い、値段が高め。
      • おすすめ: 光による酸化を特に避けたい場合や、頻繁に使う揚げ油の保存に最適です。フィルター付きの「オイルポット」に多い素材です。
    • プラスチック製:
      • メリット: 軽くて扱いやすい、安価。
      • デメリット: 匂い移りしやすい、油汚れが落ちにくい、熱い油を入れると変形・破損の恐れがある、遮光性が低いものが多い。
      • おすすめ: 使用済み油の最終的な廃棄までの一時保管や、完全に冷ました油を短期間保存する場合に限ります。長期保存や熱い油には向きません。
  2. 密閉性
    • 空気(酸素)に触れると油の酸化が進むため、しっかり密閉できる蓋が付いているものを選びましょう。パッキン付きのものが理想的です。
  3. 遮光性
    • 光(特に紫外線)も油の酸化を促進します。色が濃い容器や、ステンレス製のように光を通さない容器が油の品質維持には有利です。透明なガラス容器を使う場合は、新聞紙などで包んで遮光する工夫をすると良いでしょう。
  4. 注ぎ口と口の広さ
    • 注ぎ口: 液だれしにくい工夫がされているものだと、周りを汚さずに済みます。
    • 口の広さ: 洗いやすさを考えると、手が入りやすい広口のものが便利です。
  5. サイズ
    • 一度に使う油の量や、保存期間を考慮して選びましょう。あまり大きいと、油が空気に触れる面積が広くなり、酸化しやすくなる可能性があります。

油の保存方法のポイント

  • ろ過する: 使用済みの油は、揚げカスなどが残っていると酸化を進めてしまいます。完全に冷ましてから、目の細かいザルやキッチンペーパー、市販のろ過器(活性炭フィルターなど)で丁寧にろ過しましょう。
  • 完全に冷ましてから容器へ: 熱い油をそのまま容器に入れると、容器の変形や破損、あるいは火災や火傷の危険があります。必ず室温まで冷ましてから容器に移しましょう。
  • 冷暗所で保存: 直射日光が当たらない、涼しい場所に保存します。システムキッチン下の引き出しなどが一般的です。
  • 冷蔵庫保存も可能: 特に長期間保存したい場合は、冷蔵庫での保存がおすすめです。ただし、オリーブオイルなど、種類によっては固まってしまう油もあります(品質には問題ありませんが、使用前に常温に戻す必要があります)。サラダ油や菜種油などは固まりにくいです。
  • 保存期間の目安: 揚げ油は、ろ過して適切に保存しても、1ヶ月以内を目安に使い切るのが理想です。匂いがきつくなった、色が濃くなった、粘り気が出てきたなどの変化が見られたら、使用を中止し廃棄しましょう。

おすすめの具体的な保存容器(例)

  • オイルポット(ろ過機能付き):
    • ステンレス製が多く、光を通さず、活性炭フィルターなどで揚げカスや匂いを吸着してくれる高機能なものが多いです。
  • ガラス製の密閉容器:
    • 耐熱ガラス製の保存容器(例: iwaki パック&レンジ、WECKジャー、OXOガラス保存容器など)は、匂い移りがなく衛生的で、中身の確認もしやすいです。遮光性の低いものは、保存場所を工夫したり、容器を布で覆ったりすると良いでしょう。
  • シンプルなガラス瓶:
    • ジャムの空き瓶なども一時的に利用できますが、密閉性や遮光性、油切れの良さなどは専門の容器に劣る場合があります。

ご自身の使用頻度や油の量に合わせて、最適な容器を選んでみてください。

オイルポットを100均のセリアなどで代用

オイルポットを代用するために100均のセリアで購入できるアイテムについて、いくつかの選択肢があります。

代用品の選択肢

  • 耐熱ガラス容器: セリアでは耐熱ガラスの保存容器が手に入ります。これをオイルポットの代わりに使用することができますが、耐熱性の表示がない場合は熱い油を入れると割れる可能性があるため注意が必要です。
  • 金属製の茶こし: 油を濾すために金属製の茶こしを使うこともできます。これにより、揚げ物のカスを取り除き、油の劣化を防ぐことができます。
  • PET冷水筒: 冷水筒は熱い油には向かないため、必ず冷ました油を入れる必要がありますが、スリムな形状で収納にも便利です。
  • ドレッシングボトルやガラス瓶: これらもオイルポットの代用品として利用可能です。特に、蓋付きのものは油の酸化を防ぎ、こぼれにくいという利点があります。

使用上の注意

  • 再利用の回数: 使用した油は3〜4回まで再利用することが推奨されています。毎回フィルターで濾して清潔に保つことが重要です。
  • 保存方法: 油は冷暗所や冷蔵庫で保管し、早めに使い切ることが望ましいです。色や匂いに異常がある場合は、早めに処分することをお勧めします。

まとめ

セリアで手に入るアイテムを使って、経済的かつ実用的なオイルポットの代用品を作ることができます。耐熱ガラス容器や茶こしを組み合わせることで、揚げ油の保存が清潔に行えます。自分のライフスタイルに合った方法で、ぜひ試してみてください。

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