メタルラックにカーテンを取り付けて、目隠しやホコリ対策、インテリア性の向上を図りたいとのことですね!賃貸でも安心な、穴を開けずに手軽に設置できる方法がいくつかあります。
ここでは、主に以下の3つの方法と、カーテン選びのポイント、さらに使いやすくするアイデアをご紹介します。
メタルラックにカーテンを取り付ける主な方法
1. 最も手軽で一般的な方法:突っ張り棒(テンションポール)を使う
メタルラックのフレームに突っ張り棒を渡して、そこにカーテンを吊るす方法です。
- 必要なもの:
- 突っ張り棒(テンションポール): メタルラックの幅に合うものを選びます。あまり重いカーテンを吊るすなら、強力タイプがおすすめ。
- カーテン: カフェカーテン、のれん、お好みの布など。丈や幅はメタルラックに合わせて選びます。
- カーテンクリップ または S字フック: カーテンを吊るす際に使います。袋縫いタイプのカーテンなら不要な場合もあります。
- 取り付け方:
- メタルラックの目隠ししたい部分(前面、側面、棚の間など)を選びます。
- その部分のメタルラックのポールや棚板の間に、突っ張り棒をしっかりと固定します。
- カーテンの生地をカーテンクリップで挟むか、S字フックをカーテンの穴に通して、突っ張り棒に吊るします。袋縫いタイプなら、突っ張り棒をそのまま通します。
- メリット:
- 非常に簡単: 誰でも手軽に設置・取り外しができる。
- 穴を開けない: 賃貸物件でも安心。
- デザイン豊富: 好きなカーテンや布を選べる。
- 洗濯可能: カーテンを取り外して洗えるので衛生的。
- デメリット:
- 重いカーテンだと突っ張り棒が落ちやすいことがある。
- 開閉時に突っ張り棒が動いたり、カーテンが絡まったりする場合がある。
- 隙間から中身が見えることもある。
- ポイント:
- 突っ張り棒は、少し短めに設定してからバネを効かせるように突っ張ると安定しやすいです。
- カーテンの幅は、メタルラックの幅の1.2~1.5倍程度あると、ヒダができて見栄えが良くなります。
2. 強力な固定力とアレンジ性:マグネットフックを使う
メタルラックの金属製ポールに、強力なマグネットフックを取り付けてカーテンを吊るす方法です。
- 必要なもの:
- 強力マグネットフック: 耐荷重が高く、フック部分がしっかりしているものを選びます。フックが横向きになるタイプだと突っ張り棒を渡しやすいです。
- 細い突っ張り棒 または ワイヤー: マグネットフックの間に渡します。
- カーテンクリップ または S字フック: カーテンを吊るす際に使います。
- カーテン: お好みのもの。
- 取り付け方:
- 目隠ししたい部分のメタルラックのポールに、左右対称にマグネットフックをしっかりと取り付けます。
- マグネットフックのフック部分に細い突っ張り棒やワイヤーを渡します。
- カーテンをカーテンクリップなどで吊るします。
- メリット:
- 強力な固定力: 突っ張り棒単独よりも安定しやすい。
- 自由度が高い: フックの位置を自由に調整できる。
- 穴を開けない: 賃貸物件でも安心。
- デメリット:
- マグネットフックの選択肢が限られる場合がある。
- 耐荷重に注意が必要。
- ポイント:
- マグネットフックは100円ショップでも購入できますが、耐荷重を確認して選んでください。
3. 頑丈に固定したい場合:結束バンド+S字フック/リング
メタルラックのポールに結束バンドでフックやリングを固定し、そこにカーテンを吊るす方法です。
- 必要なもの:
- 結束バンド: メタルラックのポールをぐるっと一周できる長さのもの。
- S字フック または カーテンリング: 結束バンドで固定できる形状のもの。
- カーテン: お好みのもの。
- 取り付け方:
- メタルラックのポールにS字フックやカーテンリングを当て、結束バンドでしっかりと固定します。複数個、等間隔に取り付けます。
- 固定したフックやリングにカーテンを直接吊るします。
- メリット:
- 非常に頑丈: 結束バンドでしっかり固定されるため、重いカーテンでも安定しやすい。
- 穴を開けない: 賃貸物件でも安心。
- コストが安い: 結束バンドは安価で手に入る。
- デメリット:
- 一度結束バンドで固定すると、位置の変更が少し手間。
- 見た目がややカジュアルになる場合がある。
- ポイント:
- 結束バンドは、余分な部分をハサミでカットしてすっきりさせましょう。
カーテン選びのポイント
- 素材:
- 軽さ: メタルラックや取り付け方法の負担を減らすため、比較的軽い素材(ポリエステル、薄手の綿など)がおすすめです。
- 厚み: 目隠し度合いやホコリ対策のニーズに合わせて選びます。完全に隠したいなら厚手、少し透け感があっても良いなら薄手で。
- デザイン:
- 色・柄: お部屋のインテリアに合わせて選びましょう。無地でシンプルなもの、アクセントになる柄物など様々です。
- 開閉方法:
- 袋縫い: 突っ張り棒を直接通すタイプ。クリップなどが不要で見た目がすっきりします。
- ハトメ(穴あき): 突っ張り棒やS字フックに通して使います。開閉がスムーズです。
- ひも付き: S字フックやクリップを使わずに、ひもで直接突っ張り棒やポールに結びつけることもできます。
- サイズ(幅と丈):
- 幅: メタルラックの幅の1.2~1.5倍程度あると、開閉しやすく、ヒダができて見栄えも良いです。
- 丈: 目隠ししたい高さに合わせて選びます。床まで届く丈、棚板と同じ高さ、中途半端なカフェカーテン丈など。
さらに使いやすくするアイデア
- タッセルでまとめる: 開いているときにカーテンをまとめておくタッセルを使うと、見た目もすっきりし、中身の出し入れもしやすくなります。
- カーテンを複数枚にする: メタルラックの幅が広い場合は、カーテンを2枚や3枚に分けて取り付けると、開閉がしやすくなります。
- おもりで裾を固定: カーテンの裾がめくれてしまうのが気になる場合は、カーテンの裾にマグネットクリップや細いおもりを忍ばせておくと安定します。
- リメイクシートと組み合わせる: メタルラックの側面にリメイクシートを貼り、前面だけカーテンにすると、より一体感のある目隠しになります。
ご自身のメタルラックのサイズや、目隠ししたい範囲、お部屋の雰囲気、そして予算に合わせて、最適な方法を選んでみてくださいね!
