本棚の目隠しで突っ張り棒以外をお探しですね!様々な方法がありますので、ご希望の目隠しの度合い、予算、DIYスキルに合わせてご検討ください。
1. 物理的に覆うタイプ(完全に隠したい場合におすすめ)
① カーテンレール&カーテン
最も手軽で、デザインの選択肢も豊富です。
- メリット:
- 設置が比較的簡単。
- 布地の種類(色、柄、素材、遮光性など)が豊富で、インテリアに合わせやすい。
- 洗濯ができるので衛生的。
- 圧迫感が少ない。
- デメリット:
- 完全に密閉はできないため、隙間から埃が入る可能性はある。
- 開閉時に場所を取る。
- 設置方法の例:
- 粘着テープ式のミニカーテンレール: 本棚の側板や天板に貼るだけでOK。
- 木材を渡してネジ止め: 強度が必要な場合や、よりしっかり固定したい場合に。
- L字金具とポール: 少し強度が必要ですが、おしゃれな雰囲気にも。
② ロールスクリーン、ブラインド
よりスッキリとした印象にしたい場合におすすめです。
- メリット:
- 開閉がスムーズで、使わないときは巻き上げてコンパクトに収納できる。
- 見た目がスッキリしていて、モダンな印象。
- 遮光性の高いものを選べば、日焼け防止効果も期待できる。
- デメリット:
- カーテンより設置に手間がかかる場合がある。
- 選択肢がカーテンほど豊富ではない。
- 洗濯はできないものが多い。
- コストがやや高め。
- 設置方法の例:
- 本棚の天板や側面に、ブラケットをネジ止めして取り付ける。賃貸などで穴を開けたくない場合は、突っ張り式のロールスクリーンもありますが、これは突っ張り棒と原理が同じになってしまいます。
③ アコーディオンカーテン・間仕切り
必要な時だけサッと仕切りたい場合に便利です。
- メリット:
- 開閉がスムーズで、省スペース。
- 半透明のタイプもあり、光を取り入れつつ目隠しできる。
- デメリット:
- デザインの選択肢が限られる。
- 設置がやや大掛かりになる場合がある。
- コストが比較的高め。
④ DIYで扉を付ける
本格的に隠したい、統一感を出したい場合に。
- メリット:
- 完全に隠せるため、見た目が非常にスッキリする。
- 埃が入りにくい。
- 本棚と一体感のあるデザインにできる。
- デメリット:
- DIYスキルと手間、コストがかかる。
- 扉の開閉スペースが必要。
- DIYのアイデア:
- 蝶番で板を取り付ける: 薄いベニヤ板やポリカーボネート板などに蝶番を取り付け、本棚にネジ止めします。マグネットキャッチで固定すると開閉が楽です。
- 有孔ボードやワイヤーネットで扉を作る: 軽くて加工しやすい素材で、見た目もおしゃれになります。
- ルーバー扉や障子風の扉: 既製品を加工して取り付けると、通気性もあり、おしゃれな雰囲気に。
2. 収納用品で隠すタイプ(本を整理しつつ目隠ししたい場合)
⑤ ファイルボックス、蓋付き収納ボックス
本を整理しながら目隠しできます。
- メリット:
- 手軽に始められる。
- 本の種類ごとに分類・整理できる。
- 埃よけにもなる。
- ボックス自体のデザインを選べば、おしゃれな見せる収納に。
- デメリット:
- 本の出し入れに一手間かかる。
- ボックスのサイズが合わないと、隙間ができてしまう。
- ポイント: 本棚の奥行きや幅に合うサイズのボックスを選び、色やデザインを統一すると、よりすっきり見えます。
3. ディスプレイで隠すタイプ(見せる収納の延長として)
⑥ ファブリックや布をかける
手軽に雰囲気を変えたい、一時的に隠したい場合に。
- メリット:
- 最も手軽で、布の種類を変えるだけで印象がガラッと変わる。
- 季節ごとに模様替えしやすい。
- デメリット:
- 完全に隠れるわけではない(布が薄い場合や、ずれた場合)。
- 埃よけにはなるが、本が取り出しにくくなる。
- だらしない印象にならないよう、布の素材や掛け方に工夫が必要。
- ポイント: 本棚の天板や棚板に、ディスプレイピンや粘着フックなどを活用して、布がずれないように固定すると良いでしょう。
⑦ アートパネル、額縁、写真立てなどを飾る
一部の本棚をアートスペースのように見せる方法です。
- メリット:
- インテリア性が高く、おしゃれな空間を演出できる。
- 本の背表紙を完全に隠さなくても、視線を誘導して気にならないようにできる。
- デメリット:
- 完全な目隠しではない。
- 安定して置けるスペースが必要。
- 本が取り出しにくくなる場合がある。
⑧ フェイクグリーンや小物で飾る
グリーンや雑貨で本の間に空間を作り、おしゃれに演出します。
- メリット:
- 手軽に取り入れられる。
- 空間に潤いや個性を加えられる。
- デメリット:
- 完全な目隠しではない。
- 埃がたまりやすい部分もできる。
4. 本棚の配置や向きの工夫
⑨ パーテーションとして使う
オープンラックタイプの本棚なら、部屋の間仕切りとして配置することで、片面を物理的に「隠す」ことができます。
- メリット:
- 部屋のゾーニングも兼ねられる。
- 完全に視線が遮られる。
- デメリット:
- 本棚の背面が見えることになるので、背板のない本棚は工夫が必要(布や化粧板を貼るなど)。
- ある程度のスペースが必要。
まとめ
- 完全に隠したい、埃を防ぎたい: DIYで扉を付ける、ロールスクリーン、ブラインド。
- 手軽に隠したい、雰囲気を変えたい: カーテンレール&カーテン、ファブリック。
- 整理整頓も兼ねたい: ファイルボックス、蓋付き収納ボックス。
- おしゃれに見せたい: アートパネル、フェイクグリーン、布のディスプレイ。
ご自身の本棚のサイズ、設置場所、求める機能、予算に合わせて最適な方法を選んでみてくださいね。
