炊飯器の炊飯1回の電気代は保温するよりも安い?
炊飯器の炊飯1回にかかる電気代は、炊飯器の種類や炊飯量によって異なります。
一般的に、マイコン炊飯器の炊飯にかかる電気代は、1回あたり約4.5~5.2円程度です。
一方、IH炊飯器の炊飯にかかる電気代は、1回あたり約5.2~6.0円程度です。
炊飯器での炊く量が多いほど、電気代も高くなりますが保温でつけっぱなしも電気代がかかります。
炊飯器の電気代を節約したい場合は、以下の方法が有効です。
- 炊飯量を減らす
炊飯量を減らすことで、電気代を節約できます。
- 炊飯器の省エネモードを使う
炊飯器の省エネモードを使うことで、電気代を節約できます。
- 炊飯器の買い替え
省エネ性能の高い炊飯器に買い替えることで、電気代を節約できます。
また、炊飯器の炊飯にかかる電気代は、電気料金単価によっても異なります。
電気料金単価が高い地域では、電気代も高くなります。
電気料金単価を下げることで、炊飯器の電気代を節約することができます。
炊飯器の予約の電気代
炊飯器の予約の電気代は予約で待機している間は電気をほぼ消費しません。
そのため炊飯の時とほとんど変わりません。
保温でつけっぱなしにしておくよりも予約で炊飯をした方がおいしくて電気代も節約になります。
炊飯器の保温の24時間つけっぱなし電気代
炊飯器の保温機能にかかる電気代は、1時間あたり約0.4円~0.6円程度です。
炊飯器の保温機能は、内釜内の温度を一定に保つために、保温ヒーターが常に作動しています。そのため、保温機能を使用すると、電気代がかかります。
炊飯器の保温の24時間つけっぱなし電気代は約9.6円~14.4円になります。
炊飯器の保温機能は、炊飯時と比べると電気代が安いですが、長時間保温すると電気代もかさんでしまいます。
炊飯器の電気代を節約したい場合は、以下の方法が有効です。
- 保温時間を短くする
炊飯後すぐに食べる場合は、保温機能を使わずに、そのままご飯をいただくと電気代を節約できます。
- 炊飯予約をする
食べる時間に合わせて炊飯予約をしておけば、炊飯後すぐにご飯をいただくことができます。
- 保温機能を使わない
食べる時間まで保温する必要がない場合は、保温機能を使わずに、冷蔵庫や冷凍庫で保存しておくと電気代を節約できます。
また、炊飯器の保温機能は、炊飯器の種類によっても電気代が異なります。
保温機能の電気代が低い炊飯器を選ぶことで、電気代をさらに節約することができます。
炊飯器の電気代 1ヶ月
1回の炊飯で約5円なので1日1回炊飯をした場合は1ヵ月30日計算で約150円になります。
電子レンジでご飯を温めた場合の電気代は保温よりも安い
600Wで1分間温める場合は約0.27円になります。
長時間炊飯器で保温でつけっぱなしにするよりも電子レンジで温めた方が電気代の節約になります。
レトルトの値段と炊飯を比較すると
米5キロは、約33.3合です。
1合は約150gなので、5キロは約7950gになります。
米の重さは、品種や精米の状態によっても異なりますが、一般的に、1合あたり約150gです。
したがって、米5キロは、約33.3合になります。
なお、米1合は、炊飯後は約330gのご飯になります。
茶碗の中盛りで約0.4合程度なので、茶碗2杯分の量になります。
米5キロは、茶碗80杯分くらいの量になります。
5㎏で2000円のお米の場合は1合は約60円で、炊飯すると電気代が約5円なので約65円で約330gの出来立てご飯を食べることができます。
レトルトのご飯は180gで1個およそ100円になります。
一番節約なのは沢山のお米を炊飯して一つ一つラップで包んで粗熱を取ったら冷凍保存し、食べるときにレンジで解凍すると炊飯器の保温でつけっぱなしにする電気代よりも節約になります。
炊飯器で24時間保温すると菌で臭くなる
炊飯器で炊いたご飯は、24時間保温すると、菌が繁殖して臭くなることがあります。
炊飯器の保温機能は、65℃前後の温度を保つように設計されています。この温度でも繁殖できる菌があります。そのため、保温時間が長くなるほど、菌が繁殖しやすくなります。
また、炊飯器の内部には、ご飯がこびりついたり、水滴が残ったりして、雑菌が繁殖しやすい環境が作られていることもあります。
この臭いは、菌が繁殖して、ご飯に含まれる栄養素を分解する際に発生するものです。
保温時間を短くすることで、菌が繁殖する時間を減らすことができます。