
食費の節約をするためには割引の計算は避けて通ることができません。
割引の計算機を使うと簡単ですが、値引きシールが貼られた食品などは争奪戦になるので計算機を使ってパーセントオフや3割引などの計算していると間に合いませんし恥ずかしいですよね。
簡単な計算方法を覚えて暗算で計算できるようにしましょう。
暗算で大体の割引計算をする方法


ラッキー!298円のおかずが40%割引になってる!
でもどうやって計算すればいいのかな?

計算をする時は値段と割引(%)の一番右の数字を消して掛け合わせると大体の割引額が分かるよ!

この場合は29×4=大体116円割引になるね。

「4割引シール」場合は、一番右の消す数字がないけど、どう計算するの?

4割引きの場合は、値段の一番右の数字だけ消して、割引シールの数字はそのままで計算します。さっきの画像で例えると「29×4」です。
早見表
| 価格 | 1割引(10%引) | 2割引(20%引) | 3割引(30%引) | 4割引(40%引) | 5割引(50%引)半額 |
|---|---|---|---|---|---|
| ¥98.0 | ¥88.2 | ¥78.4 | ¥68.6 | ¥58.8 | ¥49.0 |
| ¥198.0 | ¥178.2 | ¥158.4 | ¥138.6 | ¥118.8 | ¥99.0 |
| ¥298.0 | ¥268.2 | ¥238.4 | ¥208.6 | ¥178.8 | ¥149.0 |
| ¥398.0 | ¥358.2 | ¥318.4 | ¥278.6 | ¥238.8 | ¥199.0 |
| ¥498.0 | ¥448.2 | ¥398.4 | ¥348.6 | ¥298.8 | ¥249.0 |
| ¥598.0 | ¥538.2 | ¥478.4 | ¥418.6 | ¥358.8 | ¥299.0 |
| ¥698.0 | ¥628.2 | ¥558.4 | ¥488.6 | ¥418.8 | ¥349.0 |
| ¥798.0 | ¥718.2 | ¥638.4 | ¥558.6 | ¥478.8 | ¥399.0 |
| ¥898.0 | ¥808.2 | ¥718.4 | ¥628.6 | ¥538.8 | ¥449.0 |
| ¥998.0 | ¥898.2 | ¥798.4 | ¥698.6 | ¥598.8 | ¥499.0 |
| 価格 | 1割引(10%引) | 2割引(20%引) | 3割引(30%引) | 4割引(40%引) | 5割引(50%引)半額 |
|---|---|---|---|---|---|
| ¥100 | ¥90 | ¥80 | ¥70 | ¥60 | ¥50 |
| ¥200 | ¥180 | ¥160 | ¥140 | ¥120 | ¥100 |
| ¥300 | ¥270 | ¥240 | ¥210 | ¥180 | ¥150 |
| ¥400 | ¥360 | ¥320 | ¥280 | ¥240 | ¥200 |
| ¥500 | ¥450 | ¥400 | ¥350 | ¥300 | ¥250 |
| ¥600 | ¥540 | ¥480 | ¥420 | ¥360 | ¥300 |
| ¥700 | ¥630 | ¥560 | ¥490 | ¥420 | ¥350 |
| ¥800 | ¥720 | ¥640 | ¥560 | ¥480 | ¥400 |
| ¥900 | ¥810 | ¥720 | ¥630 | ¥540 | ¥450 |
| ¥1,000 | ¥900 | ¥800 | ¥700 | ¥600 | ¥500 |
計算が得意になってきたら正確な割引計算も覚えよう。
割引計算の暗算をする考え方
1,000円の割引計算の考え方

割引の計算をする場合はまず計算したい金額を10個に分けて計算します。
1,000円を10個に分ける場合は100円が10個になります。
1割引き計算(10%割引)

1割引き計算(10%割引)は1個の割引になります。
1,000円から1個の100円を割引すると900円になります。
3割引き計算(30%割引)

3割引き計算(30%割引)は100円が3個の割引になります。
1,000円から3個の300円割引をすると700円になります。
5割引き計算(50%割引)

5割引き計算(50%割引)は100円が5個の割引になります。
1,000円から5個の500円割引をすると500円になります。
7割引き計算(70%割引)

7割引き計算(70%割引)は100円が7個の割引になります。
1,000円から7個の700円を割引すると300円になります。
1,220円の割引計算の考え方

1,220円の割引計算をする場合も10個に分けましょう。
10個に分けると1個122円になります。
3割引き(30%割引)

3割引き計算(30%割引)は122円が3個分の366円の割引になります。
1220円から3個分の366円を割引をすると854円になるので割引後は854円になります。
割引計算の仕方
| 歩合 | 百分率(%) | 割引率 | 割引価格 | 割引後の価格 |
|---|---|---|---|---|
| 1割引 | 10%割引 | 0.1 | 割引前の価格×0.1 | 割引前の価格×0.9 |
| 2割引 | 20%割引 | 0.2 | 割引前の価格×0.2 | 割引前の価格×0.8 |
| 3割引 | 30%割引 | 0.3 | 割引前の価格×0.3 | 割引前の価格×0.7 |
| 4割引 | 40%割引 | 0.4 | 割引前の価格×0.4 | 割引前の価格×0.6 |
| 5割引 | 50%割引(半額) | 0.5 | 割引前の価格×0.5 | 割引前の価格×0.5 |
| 6割引 | 60%割引 | 0.6 | 割引前の価格×0.6 | 割引前の価格×0.4 |
| 7割引 | 70%割引 | 0.7 | 割引前の価格×0.7 | 割引前の価格×0.3 |
| 8割引 | 80%割引 | 0.8 | 割引前の価格×0.8 | 割引前の価格×0.2 |
| 9割引 | 90%割引 | 0.9 | 割引前の価格×0.9 | 割引前の価格×0.1 |
割引後の価格は 「割引前の価格 × (1 – 割引率)」で計算します。
例えば3,000円が3割引(30%割引)の割引後の価格を計算する場合は「3,000×(1-0.3)=2,100円」になります。
「%」パーセントが付いている電卓での割引計算の方法
「%」パーセントが付いている電卓の場合は「割引前の価格ー割引率%」でパーセントオフ割引後の価格になります。
例えば3,000円が3割引(30%割引)の割引後の価格を計算する場合は、「3000-30%=」を押すと割引後の価格の2100円が表示されます。
割引計算で1円未満の端数の金額は切り捨てになるお店が多い
価格の割引計算で1円未満の端数の金額が出た場合はほとんどのお店で切り捨てになります。
例えば398円の30%割引の場合は割引後の価格が119.4円になりますが、0.4を切り捨てて119円になります。
法律で定められていないので「四捨五入」や「切り上げ」になるお店も中にはあります。
割引計算で「お得にならない」ケース
割引計算で「お得にならない」とは、以下の2つのケースが考えられます。
- 割引率が低い
割引率が低いと、割引後の価格が元の価格とあまり変わらないため、「お得にならない」と感じてしまうことがあります。
たとえば、元の価格が100円の商品が10%引きで90円になった場合、割引率は10%ですが、割引後の価格は元の価格の90%程度です。そのため、割引が効いているようには感じられません。
- 割引の条件が厳しい
割引の条件が厳しい場合、割引を受けるまでに条件を満たす必要があります。そのため、条件を満たすまでに時間や手間がかかってしまい、「お得にならない」と感じてしまうことがあります。
たとえば、10%引きになるためには、10,000円以上の買い物をしなければならない場合、10,000円未満の商品を買う場合は割引が適用されません。そのため、割引を受けるまでに10,000円以上の買い物をする必要があり、「お得にならない」と感じてしまうことがあります。
割引計算で「お得にならない」と感じた場合、以下のポイントを押さえるとよいでしょう。
- 割引率が高い商品を選ぶ
割引率が高い商品を選ぶことで、割引後の価格が元の価格と大きく変わるため、「お得になった」と感じやすくなります。
- 割引の条件が緩い商品を選ぶ
割引の条件が緩い商品を選ぶことで、条件を満たしやすくなり、割引を受けやすくなります。
また、割引計算だけでなく、商品の価格や品質なども考慮して、本当にお得な商品かどうかを判断するようにしましょう。
具体的には、以下の点に注意するとよいでしょう。
- 商品の価格と品質を比較する
同じ商品でも、価格や品質はさまざまです。そのため、割引率だけでなく、商品の価格と品質も比較して、本当にお得な商品かどうかを判断するようにしましょう。
- 他のお店の価格を比較する
同じ商品でも、お店によって価格が異なる場合があります。そのため、他のお店の価格も比較して、本当にお得な商品かどうかを判断するようにしましょう。
割引計算をうまく活用することで、よりお得に買い物を楽しむことができます。
大学行ってるのに割引計算の暗算ができない人が増えている
大学に行っていても割引計算の暗算ができない人が増えている原因は、以下の3つが考えられます。
- 割引計算の機会が減っている
昔は、割引率や割引条件が記入されたチラシやパンフレットなどがよく配られていましたが、近年では、インターネットやスマートフォンの普及により、チラシやパンフレットを受け取る機会が減っています。そのため、割引計算の機会が減り、割引計算のスキルが身につかない傾向にあります。
- 割引計算の重要性が低くなっている
昔は、割引率や割引条件を理解して、お得に買い物をする人が多かったのですが、近年では、割引計算をせずに、割引が適用された商品を買ってしまう人も増えています。そのため、割引計算の重要性が低くなっている傾向にあります。
- 割引計算のスキルが身につきにくい
割引計算は、単純な計算方法ですが、割引率や割引条件が複雑な場合、割引計算が難しくなる場合があります。また、割引計算を練習する機会も少ないため、割引計算のスキルが身につきにくい傾向にあります。
大学に行っていても割引計算ができない人は、以下の方法で割引計算のスキルを身につけることができます。
- 割引率や割引条件を理解する
割引率や割引条件を理解することで、割引計算がしやすくなります。そのため、割引率や割引条件が記載されたチラシやパンフレットをよく読むようにしましょう。
- 割引計算を練習する
割引計算を練習することで、割引計算のスキルが身につきます。そのため、割引計算の練習問題を解いたり、実際に割引計算をしてみたりして、スキルアップを目指しましょう。
- 割引計算の重要性を理解する
割引計算の重要性を理解することで、割引計算に積極的になります。そのため、割引計算のメリットやデメリットを理解するようにしましょう。
割引計算は、日常生活の中で役立つスキルです。割引計算のスキルを身につけることで、よりお得に買い物を楽しむことができます。
割引された商品をさらにお得に購入するならキャッシュレス決済
割引計算を暗算してお得な商品を見つけたら、さらにお得に購入するには、キャッシュレス決済を利用するのがおすすめです。
キャッシュレス決済では、クレジットカードや電子マネーなどの決済方法を利用することで、現金払いよりもお得に買い物ができる場合があります。
具体的には、以下の方法で割引を受けられる可能性があります。
- ポイント還元
- キャッシュバック
- クーポン利用
ポイント還元とは、決済金額に応じてポイントが付与されるサービスです。ポイントは、商品券や他社のポイントなどと交換することができます。
キャッシュバックとは、決済金額の一部が現金で戻ってくるサービスです。
クーポン利用とは、クーポンコードを入力することで割引を受けられるサービスです。
例えば、10%割引の対象商品をクレジットカードで決済すると、10%のポイント還元を受けることができます。さらに、クーポンを利用すると、20%の割引を受けることができる場合があります。
このように、キャッシュレス決済を利用することで、割引された商品をさらにお得に購入することができます。
また、キャッシュレス決済を利用するメリットは、ポイント還元やキャッシュバックだけでなく、以下のような点もあります。
- 現金を持ち歩く必要がない
- 支払いがスムーズ
- 利用履歴が残る
現金を持ち歩く必要がないので、財布を忘れたり、紛失したりするリスクを減らすことができます。また、支払いがスムーズで、レジ待ちの時間が短縮できます。さらに、利用履歴が残るので、家計管理がしやすくなります。
これらのメリットを踏まえると、キャッシュレス決済は、割引された商品をさらにお得に購入するだけでなく、日常生活をより便利に、快適にする方法と言えるでしょう。

