お米1合 何グラム
炊飯前のお米1合の重さは、約150gです。
1合は容積を表す単位で、1合は180mlです。米用の計量カップは1杯180mlなので、1杯で米1合を量れるようになっています。普通の計量カップは1杯200mlなので、米を計量するときは米用のものを使いましょう。
お米1合とお酒1合の違い
お米1合とお酒1合は、どちらも「1合」という単位で表されていますが、意味合いは異なります。
お酒1合は、日本酒の量を表す単位です。お酒1合は、約180mlで、コップ1杯分になります。
お米1合は、ご飯を炊く際に使用する目安の量です。お酒1合は、日本酒を飲む際に使用する目安の量です。
新米と古米では1合の重さが異なる
新米と古米では、1合の重さが異なります。
新米は、収穫したばかりの米で、水分含有量が多いため、1合あたりの重さは、約155gから160g程度になります。
古米は、収穫から時間が経過した米で、水分含有量が少ないため、1合あたりの重さは、約145gから150g程度になります。
つまり、新米は古米よりも、約5gから10g重いことになります。
これは、水分量の違いによるものです。新米は、収穫したばかりの状態のため、水分含有量が多く、1gあたりの重さが軽くなります。一方、古米は、収穫から時間が経過し、水分が抜けているため、1gあたりの重さが重くなります。
そのため、新米と古米を同じ分量で炊くと、古米の方が、新米よりも炊き上がりの量が少なくなります。
新米と古米の1合の重さの違いを把握しておけば、炊飯の際に、適切な分量の米を計量することができます。
5kgのお米何合で何グラム
5kgのお米は、約33合です。
1kgのお米は約6.7合なので、5kgのお米は33.3合となります。
炊き上がると、1合は約330gになるので、5kgのお米は約10,890gになります。
つまり、5kgのお米は、約33合、約10,890gです。
10kgのお米何合で何グラム
10kgのお米は、約66合です。
1kgのお米は約6.7合なので、10kgのお米は66.0合となります。
炊き上がると、1合は約330gになるので、10kgのお米は約21,880gになります。
つまり、10kgのお米は、約66合、約21,880gです。
30kgのお米何合で何グラム
30kgのお米は、約200合です。
1kgのお米は約6.7合なので、30kgのお米は200.0合となります。
炊き上がると、1合は約330gになるので、30kgのお米は約66,000gになります。
つまり、30kgのお米は、約200合、約66,000gです。
ご飯1合の炊き上がりは何グラム
炊き上がりのお米1合は約330gになります。つまり、1合はおよそ1～3人分のご飯の量です。3等分すると110g、2等分すると165gです。茶碗にどのくらい盛るかで、何杯分かが変わってきます。
なお、お米の品種や状態、水分の含有量によっても多少の誤差が生じることがあるので、覚えておきましょう。
1合を炊く時にに入れる水は何グラム
1合を炊く時に入れる水の量は、約200mlです。
1合は180mlなので、水の量は1.1倍程度になります。炊飯器によっては、内釜に目盛りが付いているので、それを参考にするとよいでしょう。
水の量は、お米の品種や状態、好みによっても変わってきます。硬めのご飯が好きなら、水の量を少し減らして炊くとよいでしょう。また、新米の場合は、水分が多く含まれているので、水の量を少し減らして炊くとよいでしょう。
一般的には、以下の水の量を目安にするとよいでしょう。
- 普通精米：200ml
- 新米：190ml
なお、炊飯器によっては、お米の種類や炊き方に合わせて、自動で水の量を調整してくれるものもあります。
米1合の測り方
米1合の正しい測り方は、以下のとおりです。
- 米用の計量カップに米を入れます。
- カップいっぱいに米を入れ、上部の盛り上がっている部分を表面に沿って箸などで水平にならします。
- これが、お米1合分です。
米用の計量カップは、180mlの容量で、お米1合がぴったり入るように作られています。
計量カップがない場合は、以下の方法で代用できます。
- 紙コップのふちから1cm下までお米を入れると、約180mlになります。
- 大さじスプーン1杯は15mlなので、12杯分で約180mlになります。
ただし、代用方法では、正確に計量できない場合がありますので、注意が必要です。
なお、お米の品種や状態、水分の含有量によっても、重さや体積は多少異なります。
ご飯とパンは何カロリーで糖質はどれくらい？
ご飯とパンのカロリーと糖質は、以下の通りです。
| 食品 | 100gあたりのカロリー | 100gあたりの糖質 | 1食分（6枚切り1枚）のカロリー | 1食分（6枚切り1枚）の糖質 |
|---|---|---|---|---|
| ご飯 | 168kcal | 35.6g | 252kcal | 53.4g |
| パン | 264kcal | 42.2g | 166kcal | 25.4g |
カロリー
同じ重量で比較すると、ご飯の方が低くなります。
ご飯100gあたりのカロリーは約168kcal、パン100gあたりのカロリーは約264kcalです。
ただし、ご飯は1食約150g、パンは6枚切り1枚約67gと、1食で比較すると、パンの方がカロリーが低くなります。
ご飯1食（約150g）のカロリーは約252kcal、パン6枚切り1枚（約67g）のカロリーは約166kcalです。
糖質
同じ重量で比較すると、パンの方が高くなります。
ご飯100gあたりの糖質は約35.6g、パン100gあたりの糖質は約42.2gです。
ただし、ご飯は1食約150g、パンは6枚切り1枚約67gと、1食で比較すると、ご飯の方が糖質が多くなります。
ご飯1食（約150g）の糖質は約53.4g、パン6枚切り1枚（約67g）の糖質は約25.4gです。
レトルト製品のご飯は何合何グラム
レトルト製品のご飯は、1パックあたり約0.45〜0.6合程度が一般的で、茶碗で約1〜1.2杯分程度の量です。
1合は180gなので、レトルト製品のご飯は、1パックあたり約81〜108g程度になります。
ただし、商品によって、ご飯の量や炊き加減は異なります。
例えば、サトウのご飯の「パックご飯 小盛（150g）」は、1パックあたり約0.45合、カロリーは約252kcalです。
また、同じくサトウのご飯の「パックご飯 大盛（200g）」は、1パックあたり約0.6合、カロリーは約360kcalです。
また、レトルト製品のご飯には、炊き込みご飯や雑炊など、ご飯以外の具材が入った商品もあります。この場合、ご飯の量は商品によって異なりますが、1パックあたり約0.3〜0.4合程度が一般的です。
例えば、丸美屋の「どんぶり ご飯付き 親子丼（180g）」は、1パックあたり約0.3合、カロリーは約450kcalです。
レトルト製品のご飯を食べる際は、パッケージに記載されている内容量やカロリーなどを参考に、適量を摂取するようにしましょう。
なお、レトルト製品のご飯は、炊飯したご飯よりも水分が少なく、パサつきやすい傾向にあります。そのため、お好みで水を足して、炊きたてのようなふっくらとした食感に仕上げるのもおすすめです。
お米の賞味期限
お米には、消費期限や賞味期限の記載がありません。これは、お米が「生鮮食品」に分類されるためです。
生鮮食品は、気候や温度、湿度、保存方法などによって、食べることのできる期間が変化するものです。そのため、お米も、精米した日を基準に、1〜2ヶ月程度がおいしく食べられる期間の目安とされています。
精米後、1ヶ月以上経過したお米は、風味が落ちたり、酸化が進んだりして、食感が悪くなることがあります。また、カビや虫が湧く可能性も高くなります。
そのため、できるだけ早く食べきるようにしましょう。
なお、玄米は、精米した白米よりも劣化が遅く、1年から2年程度はおいしく食べられると言われています。
無洗米と精白米の違い
無洗米と精白米の違いは、お米の表面の「肌ヌカ」の有無です。
精白米は、玄米からもみがら、胚芽、ヌカを取り除いたお米です。このとき、お米の表面に残った「肌ヌカ」を洗い流して炊飯するのが一般的です。
無洗米は、精米時に肌ヌカをほぼ完全に除去したお米です。そのため、研ぐ必要がなく、水洗いだけで炊飯できます。
無洗米と精白米の違いは、以下のとおりです。
| 項目 | 無洗米 | 精白米 |
|---|---|---|
| 肌ヌカの有無 | ほぼ除去されている | 残っている |
| 炊飯時の手間 | 水洗いのみ | 水洗い＋研ぐ |
| 栄養価 | 精白米と同等 | 精白米よりわずかに高い |
| 価格 | 精白米よりやや高い | 精白米と同等 |
無洗米は、研ぐ手間が省けるため、時短や水道代の節約につながります。また、肌ヌカが残っていないため、ご飯がパサつきにくく、おいしく炊き上がります。
ただし、無洗米は精白米よりもわずかに価格が高い傾向にあります。また、肌ヌカが残っていないため、栄養価が精白米よりわずかに高くなるという研究結果もありますが、その差は小さいと言われています。
無洗米と精白米のどちらを選ぶかは、好みやライフスタイルによって異なります。手軽においしいご飯を炊きたい方には、無洗米がおすすめです。
無洗米は削る部分が多いので1合当たりの重さに対して使用しているお米の量が多くなり、お米の値段も高くなります。
1合を炊飯する場合の電気代
1合を炊飯する場合の電気代は、炊飯器の消費電力と炊飯時間によって異なります。
一般的なマイコン炊飯器の消費電力は、約600Wです。1合を炊く場合の炊飯時間は、約30分です。
そのため、1回の炊飯にかかる電気代は、約0.3kWhになります。
電気代を計算するには、以下の式を使います。
電気代 = 消費電力 × 時間 × 電気料金単価
例えば、電気料金単価が31円/kWhの場合、1回の炊飯にかかる電気代は、約9.3円になります。
また、IH炊飯器の消費電力は、マイコン炊飯器よりも高くなります。一般的なIH炊飯器の消費電力は、約1000Wです。
そのため、IH炊飯器で1合を炊く場合の電気代は、約1.0kWhになります。
IH炊飯器で1回の炊飯にかかる電気代は、約31円になります。
なお、保温機能にかかる電気代は、1時間あたり約0.5〜0.6円です。
そのため、10時間保温した場合にかかる電気代は、約5.5〜6.0円になります。
炊飯器の電気代を節約するには、以下の方法があります。
- 炊飯器の消費電力が低いものを選ぶ
- 一度に炊く量を少なくする
- 炊飯時間は短くする
- 保温時間を短くする
また、炊飯器のプラグを抜いて保温するのも、電気代の節約につながります。
ご飯1合の電子レンジで温める電気代
1合のご飯を電子レンジで温める場合の電気代は、電子レンジの消費電力と温める時間によって異なります。
一般的な電子レンジの消費電力は、約700Wです。1合のご飯を温める場合の所要時間は、約1分〜3分程度です。
そのため、1回の温めにかかる電気代は、約0.1kWh〜0.3kWhになります。
電気代を計算するには、以下の式を使います。
電気代 = 消費電力 × 時間 × 電気料金単価
例えば、電気料金単価が31円/kWhの場合、1回の温めにかかる電気代は、約3.1円〜9.3円になります。
冷凍ご飯を温める場合は、より多くの電気代がかかります。冷凍ご飯を温める場合の所要時間は、約3分〜5分程度です。
そのため、1回の温めにかかる電気代は、約0.3kWh〜0.5kWhになります。
電気代を節約するには、以下の方法があります。
- 電子レンジの消費電力が低いものを選ぶ
- 一度に温める量を少なくする
- 温める時間を短くする
また、電子レンジの温め直し機能を使うのも、電気代の節約につながります。
なお、冷凍ご飯を電子レンジで温める場合は、解凍してから温めると、よりおいしく仕上がります。